2022.12.14(水)
ゴゥゴゥと吹く風が白波を立てる合津港の上で糸が切れた凧のようにトンビが何処かへと飛ばされて行くのを眺めながら、今週末(17日)に開催される「第12回社会福祉大会」で講演させていただくための資料づくりの手を休めていたところ、「あ、そう言えば・・・。」と思い出しましたので、11月の区長便(全戸回覧)で既に皆さんのご家庭を通り過ぎて行ってしまった“アレ”をデジタルで紹介させていただきます。
・・・と言うか、昨晩からずっとデータの編集に取り掛かっていたので気分転換という意味合いが大きかったりしますケド😅
第一面は、「詐欺被害予防の勉強会」について。
『市役所職員を名乗る男から「保険料の払い戻しがあります。」「手続きはATMで出来ます。」という内容の電話』、『病院医師を名乗る男から「息子さんの喉にポリープが見つかりました。今後、ガンになる可能性があります。」という内容の電話』、また、『ある男性に「あなたには老人ホームに入居する枠がある」「困っている人がいるので、その枠を譲って欲しい」という電話』などなど・・・取材当時もその脅威の中にいたワケですが、これらが未だにあるというのは、熊本警察署や天草警察署から毎日のように届く「ゆっぴー安心メール」(※)で分かります。
くれぐれも「自分は大丈夫」と高を括らず、銀行や郵便局へと腰を上げる前に先ずは「誰かに相談」をお忘れなく。「電話でお金はサギ!」をお忘れなく。
第二面には、取材当時は週に一か所のペースで行われていた「介護予防講座」について掲載しました。9月から始まり、今月初旬の講座で終了しましたが、全13か所のうち12か所を見学することが出来ました。
定期的なメンテナンスをすることが、年齢を重ねても自分の歯を残し、そして、医療費が財布から出て行くのを抑えることができる、というのは「健康」と「家計」にとって大切なお話でしたね。また、「口腔機能低下」を予防するためのトレーニングに真剣に取り組む皆さんの様子が印象的でした。
そして、阿村小学校で行われている「読み聞かせボランティア」の活動を見学させていただく機会がありましたので、ダイジェストで改めて紹介いたしました。
ボランティアさんたちが持ち込む“題材”に個性があり、そして、それらに身を乗り出して食い付く児童たちの“表情”からワクワクが伝わり、とても魅力的な活動だと痛感いたしました。
※「ゆっぴー安心メール」とは、「子どもたちの安全確保や地域の犯罪防止を図るため、県内で発生した以下の事案について携帯電話・パソコンに配信するもの。
1 緊急治安情報(連続発生のおそれがある重要凶悪事件等に関する情報)
2 声かけ事案、不審者の出没など、子どもに対する犯罪の前兆と思われる事案情報
3 子ども対象の連れ去り、強制わいせつ、通り魔等事件情報
4 強盗等重要又は特異な犯罪発生に関する事件情報
5 行方不明、高齢者等の手配、迷い人に関する情報、高齢者等の安全・安心情報
6 その他、防犯パトロール等に有益な情報
7 安全・安心につながる事件の検挙・解決情報
8 「電話で『お金』詐欺」を始めとする特殊詐欺の被害防止に関する情報
熊本県警察ホームページに登録要領が掲示されていますので、是非参考にして下さい。
【「ゆっぴー安心メール」会員を随時募集しています】