上天草市地域おこし協力隊 ~北海道から移住してみた~

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歯医者さんが教える本当のこと ~介護予防講座@おしゃべり会~

2022.12.25(金)
一昨々日(22日)、大矢野は野釜島の“かよいの場”「おしゃべり会」で行われた「介護予防講座『口腔機能』」の見学に行って来ました。日ごろの勤労に感謝するなど時間を要しましたが、やっとまとめることができましたので本日はそのレポートです。

この「介護予防講座『口腔機能』」については、これまで何度か記してまいりましたので、講師は、「医療法人モクセイ会 としなが歯科・矯正歯科」(以下、「としなが歯科」という。)にご勤務されている歯科衛生士さんだね?とお察しの方も多いかと思いますが・・・その通りです🎯ピンポーン

港や防波堤に並ぶ釣り人の釣果を気にしながら前進中、野釜大橋を渡る手前辺りで前を走る2台の車の後に付きましたら、そのまま「野釜生涯学習センター」へと並んで進み、先頭は歯科衛生士さん、次は高齢者ふれあい課のK原さんという“ぴったんこ”なタイミングで到着🚙

受講にあたり、野釜前の区長さんからご挨拶

こちらの「おしゃべり会」は数回訪問させていただいているのですが、その度区長さんから「どう?慣れた?」「忙しくしてるんでしょ?」と言っていただき、また、先ごろの「上八幡宮例大祭」(※)でも撮影に没頭していた私を見つけて声を掛けていただくなどいつも温かく接して下さり、前述のとおり取材のお願いで伺った際には代表者さんは不在でしたが「(情報発信は)いい事だと思うよ!」と快諾下さいました。
また、代表者さんとは初めてのご挨拶ながら快く受け入れていただきまして感謝申し上げます。
代表者さんの御子息は、市社協で「認知症地域支援推進員」としてご活躍されており、私も「認知症サポーター養成講座」や「認知症協力応援隊員養成研修」などを含めたいへんお世話になっております。
詳しくは、広報「上天草」No.232/令和4年9月号の16ページをご覧下さい😊

さて、「歯医者さんが教える本当のこと」と題された本講座は、まず「残っている歯が多いと医療費がかからないって本当!?」、次に「歯周病もコロナも同じ感染症!?」、そしておしまいは、「お口の衰えが介護につながる!?」というテーマに沿って「お口と生活のつながり」について「としなが歯科」における実例を交えて分かりやすく説明が行われます。

「脳梗塞」や「心筋梗塞」など全身状態に悪影響を及ぼす歯周病菌がウヨウヨと動き回る衝撃映像には反応が薄めだった皆さんでしたが、定期的な歯科通院でメンテナンスを継続された方は「自分の歯を残して50数万円」、一方、痛くなった時だけ歯科受診する方は「自分の歯を失いつつ400数万円」という事実には、穴が開くほど資料を凝視する方や目を丸くして固まる方も・・・ですよね~50数万円でも高かな~って思いましたのに、痛くて、歯が無くなって、おまけに400数万円って、まさに“踏んだり蹴ったり”とはこのことですね😅

三つ目のテーマ「お口の衰えが介護につながる!?」では、毎日2万人以上の70歳以上の方々が「誤嚥性肺炎」で入院しているということでしたので、「口腔機能低下症」にならないように続いては「お口のトレーニング」の時間

フェイスシールドを付けたら、「くまもと笑顔でよかよか体操~口腔機能編~」のDVDの映像とともに、ばってん城次🄬さんたちと「くちびるの体操」からスタート

「あいうべ体操」では、「あ」は『大きく口を開く』、「い」は『歯茎を見せるように』、「う」は『くちびるを強く前に突き出す』、「べ」は『あご先を舐めるように』という点を意識して声を出しながら行うのが効果的だそうですが、「恥ずかしがらんで行きますよ~!」とばってん城次🄬さんが言うように受講者の皆さんも思い切り「べぇーーー👅」と舌を出して、くちびるやベロ、口の周りの筋肉を解すことに集中していました。

続いての「ベロの体操」では、“筋肉”であるベロを鍛えることで発音や食べものの飲み込みがスムースになるよう、上下左右に大きくベロを動かしますが、これも、「自身の健康のため」というキモチの表れか皆さんは「くすっ😊」と笑いを溢すことなく真剣な表情で取り組みます。

そして、「ほっぺたの体操」では、左右のほっぺた、そして、上の歯と唇の間、下の歯と唇の間を膨らませるのですが、表情はもちろん「話す」「食べる」ための筋肉を使っている感覚を意識して行うと効果的だそうです。

DVDの映像では「息(呼吸)を止めないように」と笑いながら注意がありましたけれど、「生き活き体操」・「いきいき百歳体操」などで「1・2・3・・・。」と回数を声に出すことと同様で、力まないようにするためにも、そして、酸素不足で倒れないためにも「呼吸」は大切ですね(笑)

加齢に伴い唾液の分泌量が減少して行くそうですが、唾液によって食事の際に食べものを飲み込みやすくなるため、分泌が少なくなると食べものがまとまらず気道へと転がってしまう「誤嚥」を引き起こす可能性が高くなるそうですので、まずは「唾液腺マッサージ」でサラサラした唾液が出るように優しく刺激します。
「耳下腺」は、指全体を使って後ろから前に円を描くように、「顎下腺」は奥のほうから顎に向かって順に、「舌下腺」は、親指を揃え5秒かけてゆっくりと圧す、というのがポイントでしたね。

“ピロピロ”でお馴染みの「吹き戻し」が皆さんに配られ、「懐かしかねぇ~」と言う声や「ふぅ~」と厳かに吹いてみる中、「ピィーーー!」と“さんぱーる”辺りまで聞こえたであろう勢いの良い音を皮切りに「お口のトレーニング」は佳境へと突入💨

これを「5秒吹き続ける」というのは結構キツくて、油断していると咳き込んだり咽せ返ったりしますので、ただの“オモチャ”でしょ?侮っている方がいらっしゃいましたら、心して取り掛かって下さいませ。

講座の締め括りは、「パタカラ体操」

ここ「おしゃべり会」では、「生き活き体操」や「いきいき百歳体操」だけでなく、「口腔体操」も積極的に取り入れられているとのことで、皆さんにはお馴染みのようですが、童謡「きらきらぼし」の歌詞を「パタカラ」に代えて歌うのは新鮮だったようですね♪

講座の終わりに、高齢者ふれあい課のK原さんから「介護予防講座『口腔機能』」の受講に手を挙げられたこと、そして、“かよいの場”参加者以外の方々が多く集まったことへ感謝が述べられ、併せて、いくら健康にいい体操でも家で一人じゃ続かないでしょうし、お話をする機会も必要なので、今回を“きっかけ”として“かよいの場”へ是非集まって欲しい、と挨拶を結ばれました。

「おしゃべり会」の皆さん、そして日ごろからお世話になっている区長さん、取材にご理解ご協力いただきまして本当にありがとうございました。

記事をお届けに、またお邪魔させていただきます。
ではでは。

※練習から取材させていただいた「上八幡宮例大祭」については、以下のリンクからご覧いただけます。

kami-amakusa.hatenablog.jp