2022.11.21(月)
先週は曇天の金曜日(18日)、龍ヶ岳エリア担当の生活支援コーディネーター(SC)のU野さんから開催情報をいただきまして大道老人福祉センターのコートで行われた「上天草市ゲートボール協会(以下、「GB協会」という。)主催市民大会」の観戦に行ってまいりました。
これまで野外スポーツに関しては、幾度かグラウンドゴルフの観戦はしたことがありましたけれど「ゲートボール」は「初」の機会でとても楽しみにしていましたので、機嫌の悪い空からポツポツと落ちて来る雨など蹴散らしつつ会場を目指しました🚙💨
ところが、到着した時、駐車場には車が1台だけ・・・伺いますと、物販のため熊本市内からやって来た、とのことでプレーヤーではなくて残念賞🏆
と、老人福祉センターの事務所に明かりが点いていることに気付き情報収集に向かいましたら、早朝からの試合に対応するため職員のH井さんが詰めておられ、美味しいコーヒーをいただきながら待機することに・・・☕
そんなこんなしてるうちに、一台二台と車が増え、スティックを手にした方々が集まり始めたと思っていましたら、早々とコートの落ち葉掃きをする方々、開会式の準備をする方々などに分かれて段取りが粛々と進みます。
・・・そして、あっ、あれは「優勝旗🏁」😲
久しぶりに箱から出て来た感が溢れていますが、歴戦を見届けて来た“証人”の風格を醸し出しているようです。
晴れ間が見えて来た秋空のもと、開会式が始まりました。
GB協会副会長さんから開会宣言があり、前期の優勝チームからの優勝旗が返還に引き続き、GB協会会長さんからご挨拶。そして、ご臨席された上天草市スポーツ協会の会長さんからは、市民大会の盛会祈念の言葉が贈られました。
とここで、GB協会会長さんの視線がコチラに👀・・・何の事前調整もせずに来て、つい先ほど取材のお願いをしたばかりですのに、ひと言ご挨拶させていただく時間を頂戴したお陰様で“不審者”ではなくなることが出来ました😅
審判長からは、「アウトボールは、クリップボードなどを使うと跳ね上がって来るので、しっかりと足で止めましょう!」と競技上の注意が述べられ、なるほどコレは噂に聞く「スパーク」のことではあるまいか?と、プレーしないのに聞いているだけで段々とワクワクして来ましたよ~😊
さて、GB協会副会長さんから開会式の閉式が告げられたら、2面のコートに散った皆さんはいよいよ日ごろの練習の成果を発揮する時間になりましたが、プレー開始前にはこうして審判の前に整列するんですね。行儀のヨカな~😲
プレー開始とともに大道の山に響いた「カーン!」と心地よい音や「キィーン」という金属音などの違いは何だろう?とチョイと調べましたら、スティックの素材は「木製、樹脂系、アルミ、ステンレス、カーボン、チタン」など実にバリエーションに富んでおり、更に、シャフト(柄の部分)とヘッド(打つ部分)が分かれるものや、シャフトが伸縮しコンパクトに携行できるものなどもあるらしく、こりゃ~自分にピッタリのものを選ぶとなると散財しそうですねぇ~💸
おっ!これはあのゲートボールの醍醐味「スパーク」ですね!!
「タッチ」した相手のボールを彼方へ「カァーン💨」と飛ばすのは、気持ちのヨカでしょうねぇ~~~🤩
「ゲートボールは、単純にゲート通過を競うのではなく、自分のボールを他のボールに当てる「タッチ」などを組み合わせて自分のチームを有利にしたり、相手のボールの行く先を読み、作戦を立てながらゲームを組み立てていくことが重要(引用:公益財団法人日本ゲートボール連合HP)」というワケで、主将のアドバイスや指示に基づき戦略が展開されて行きます。
とは言いつつも、「ゲートボールは、1チームは5人とし(公式ルールでは)この他に控え選手として3人まで登録することができ、さらに専任監督をつけることができるが、専任監督として登録された人は選手を兼任することはできず、控え選手を含む選手の中から主将を1人選出する。」(参考:フリー百科事典ウィキペディア(Wikipedia))ってことで、チームの舵を執る“主将”は一人いることになっているようですが、ゲーム中は色んな所から指示が飛び交います(笑)
これが「キツめ」に聞こえる“上天草3年目”の私としましては、スティックを握るのは「キツか言葉の裏にある温もり」をしっかり感じ取れるようになってからにしないとね~と心に決めた次第
ルール解説が飛び飛びになっておりますが、「「スタート打撃」と呼ばれる第一打は、スタートエリアから1打で第1ゲートを通過しなければならず、スタート打撃で第1ゲートの通過ができなかった場合は、次の打順でやり直しをします。」(引用:公益財団法人日本ゲートボール連合HP(2. Lesson2-3 基本編))ということだそうですから、第1ゲートを通過できないと“置いてきぼり”感に苛まれることになっちゃいますね・・・😖
早朝、国道266号線を南下する途中ワイパーで拭うほどガラスを叩いた雨は、陽が高くなってもポツポツとコートを濡らすことがありましたが、そんなことなど意に介さず試合に没頭する皆さんの熱量で雲間から青空が見え始めましたら、途端にファインダーの向こうの景色が明るくなりました🌞
って、未だに右目は不調ですのでファインダーを覗くのは不慣れな左目になってしまうのですが、構図を決めるのにもピントを探すのにも時間がかかってしまい、皆さんのプレーの「ここ!」という一瞬を逃すまいと気ばかりが焦ってしまいます💦
今朝、阿村小学校で「読み聞かせ」のボランティア活動(※)を終えて、生活支援コーディネーター(SC)のU野さんが到着・・・あ、右隅にいますよ~👋
また「読み聞かせ」を取材させていただきたかったのですが、本大会は初めての見学で、尚且つ、大会主催者さんにお断りもせず途中から取材のお願いってのは出来なかったため已む無く阿村を通過して参りましたけれど、ボールを進めるだけでなく相手を阻止する「作戦」と「技術」の両方が整える必要があるゲートボールは実に奥深く、しかしながら、U野さんに「奥深いですね~」としか言えない私の語彙の浅さ・・・(泣)
お昼の時間で大休止となりまして、午後からの取材もあるため後ろ髪を引かれる思いで大道を後にいたしましたが、とても新鮮で楽しく観戦させていただくことができまして、また、突然の取材のお願いに快諾下さった上天草市ゲートボール協会の会長さん始め、参加者の皆さんには重ねてお礼申し上げます。
ところで、取材のお願いを申し上げた際に会長さんから「以前に、会っているよ!」と予想もしない言葉が返って来まして、慌てて少ない記憶の引き出しを引っ繰り返し大捜索していたら、「東風留でね。」と出して下さった助け舟に乗り込んだ途端、「あ、輪投げの!」と滅多にないヒラメキがキラーーーン✨
とは言っても、「東風留(こちどまる)なかよしクラブ」(※2)を訪問させていただいたのは昨年(2021年)の2月・・・覚えていて下さったことに先ずもって感謝でしたし、「また東風留に来てよ。」と言っていただきましたことがとても嬉しかったです。
そして、開会式の後にご挨拶した「上天草市スポーツ協会」の会長さんも私をご存じで、「たくさん取材していますね。」、「永目の火祭りを取材してくれてありがとう。」と仰って下さいました。ん?「永目」ということは「姫戸」・・・開会式で「みつば会(姫戸の協議体)」に参加されていた方に似てるな~とは思っていましたが、帰宅後に市社協のヤングマン坂T氏に確認しましたら、大当たり🎯
とは言っても、「永目」を聞いたその場で「あ、みつば会の!」と即答できなかったのが悔やまれます😫
と、半日足らずの時間ではありましたが、地域の活動を訪問させていただくことを重ねてきた事がまたこうして繋がりまして、とても意義深い機会となりました。
龍ヶ岳情報を分けて下さる生活支援コーディネーター(SC)のU野さんには、深く感謝を申し上げます
あ、全くの余談になりますが、「ゲートボール」は私が生まれ育った北海道帯広市の隣町「芽室町」で生まれたスポーツで、町の運動公園近くには「ゲートボール発祥の地記念碑」が建っております。
余談ついでに、もうひとつ。上天草市でもプレー人口が多い「グラウンドゴルフ」が産声を上げた翌年、私が生まれ育った帯広市の反対側の隣町「幕別町」で「パークゴルフ」が誕生しまして、町を流れる猿別川の畔にある幕別運動公園には記念碑があるのですが、「え?パークゴルフって何?」と言う方は多いかも知れませんね。
「パークゴルフ」は、ゴルフ同様にグリーンに設けたホールにボールを落とすルールながら道具はグラウンドゴルフによく似ている“キメラ”的なスポーツで、防災面からもよく整備されている北海道の河川敷ではプレーする姿をよく見ます。
もひとつ余談を重ねますが、「それいけ!ゲートボールさくら組」という映画が来夏に公開されるらしく、主演は藤竜也®氏だそうです。あ、「どいつもこいつも狂ってやがるッ!!!」ってセリフを言うのは藤原竜也®君です・・・。共に青春時代を過ごした元ラグビー部マネジャーが経営するデイサービス「桜ハウス」の倒産危機を知ったことから、施設利用者を増やすため「チームさくら組」を結成しゲートボール大会で優勝を目指す主人公を演じる方には、氏名の間に「原」はありませんのでお間違え無く🎬
ってことで、映画界からも追い風が吹いている「ゲートボール」、まずは練習でも劇場でも観戦から触れてみるのがイイかも知れませんね👍
※1:阿村小学校での「読み聞かせ」ボランティア活動は、以下のリンクからご覧ください。
※2:「東風留(こちどまる)なかよしクラブ」を訪問した時の記事は、以下のリンクからご覧ください。