上天草市地域おこし協力隊 ~北海道から移住してみた~

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歯医者さんが教える本当のこと ~介護予防講座@串ともづな会~

2022.10.27(木)
本日は、大矢野は串の“かよいの場”「串ともづな会」において、「医療法人モクセイ会 としなが歯科・矯正歯科」(以下、「としなが歯科」という。)にご勤務されている歯科衛生士さんを講師に迎えて行われた「介護予防講座『口腔機能』」を見学して来た25日のレポートです。

今月は龍ヶ岳エリアでの講座が続いたため、「としなが歯科」の歯科衛生士さんとは9月末にお会いして以来なのですが、お陰様で「あっ、歯科受診!」と定期メンテナンスの予約をしていないことを思い出すスイッチが入り、取材させていただくことに重ねまして、いつもありがとうございます。

高齢者ふれあい課のK原さんや生活支援コーディネーター(SC)のS崎さんが驚いていたとおり、ここ「串ともづな会」は参加者が多いこと、更に、男性の参加者が半数以上を占めるという類い稀なグループなのですが、「名簿にまだ私の名前が無かったけん書いておいたわ~📝」と新たに加入された方もいらっしゃったり、体操の前の「英会話レッスン」の講師をコスタリカ出身のM氏(2020年10月に移住)が行うことで相互のコミュニケーションが図られていることなどを含めても、地域の方々にとって有意義な居場所のひとつになっていることがよく分かります。

「歯医者さんが教える本当のこと」と題した本講座は、「残っている歯が多いと医療費がかからないって本当!?」、「歯周病もコロナも同じ感染症!?」、そして、「お口の衰えが介護につながる!?」という三つのテーマについて解説が行われ、今回から「くまもと笑顔でよかよか体操」のDVDの中から「口腔機能編」のプログラムが取り入れられました📀
どのテーマも口腔機能の健康維持には欠かせない大切な内容ですが、聞いてばかりじゃお尻の痛くなるけん、チョットはみんなで何かすっとがよかですもんね😊

取材している中で、何度見ても「う”っ💦」となるのがこの部分・・・🦷
定期的に歯科へ通院しメンテナンスを継続されて来られた方は「自分の歯を残して50数万円」・・・もちろんコレだけ捉えれば全く安いワケではありませんが、一方の、痛か時だけ歯科を受診する方の「自分の歯を失いつつ400数万円」ということと比較すると、痛くなくてもメンテナンスに行く「定期受診」が如何に大切なのかが“痛いほど”分かりますよね~😅

座学の長かけんお尻に根っこが生えて来るばってん、フェイスシールドば付けて口腔体操ばすっとかねーーー

幾つになっても吹いた途端に少年少女に戻ることが出来る摩訶不思議なアイテム「吹き戻し」・・・私は「ピロピロ」と呼んでいましたが、皆さんの場合は何でしたか?

展示した歯科衛生士さんでさえ「5秒間吹き続ける」ということがキツかったワケですが、吹き口をしっかり咥えることで口の周りの筋肉が鍛えられ、肺の機能も鍛練されるという、「1粒で2度おいしい」というグリコに匹敵する効果があるそうですから、最初から無理せんごつ短い時間を積み重ねていくのがよかですね。
あ、これを書きながらふと思ったのは、「タバコ」を「ピロピロ」に置き換えてみたら面白いなぁ~って。「さぁ~て、一服」というタイミングで、ポケットから「ピロピロ」を取り出して「ぴぃーーーーー♪」
口腔機能は改善し呼吸器も健康になり、何より、財布にも優しい・・・愛煙家の皆さん、ぜひご一考を🚬

講座の締め括りの質疑応答では、「虫歯があったのに、小さいからと治療されなかったのはナゼ?」という疑問が投げ掛けられましたが、実際を見ていないという事を前提にしながらも、治療によって「健康な部分まで削ってしまう可能性」があったかも知れないと回答があり、そうだよね~ブリッジするにも隣の健康な歯に“基礎”や“躯体”などの工事をしないといけませんから、「治す」ということは健康な部分の力を借りて行うこともあるよなぁ~と、ひとり膝を叩いた次第です。
そして、「綺麗な先生に診てもらうとドキドキするのは治らないのだろうか。」と重ねて質問された方は「不治の病」を認識されているようですが、示された回答のとおり「免疫を付ける。」ということに挑戦されましたら、こっそりと内容と経過を教えて下さいませ・・・是非とも参考にさせていただきます👍

「串ともづな会」の皆さん、今回ばかりでなく、春もその前も前触れなしに訪問させていただくその度に取材にご理解ご協力いただきましてありがとうございました。

そして、「としなが歯科」ご勤務の歯科衛生士さん、毎回の講座の度、取材にご協力いただき感謝申し上げます。

「串ともづな会」の恒例の活動については、以下のリンクからご覧ください。

kami-amakusa.hatenablog.jp