2022.10.17(月)
大矢野町は上地区で先週開催された「上八幡宮例大祭」からあっという間に1週間が過ぎてしまいましたが、「例大祭当日の写真はカメラマンやスマホを携えた数多の方々にお任せ」と先のブログで書きはしたものの、やはり私の目線もお伝えしたいなぁ~の第二弾として、本日は二日目(10月9日)の「お上り」についてのレポートです。
今回も、四の五の書かずに・・・と言っても、途中で文字は数行ありますが、40数枚の写真をただ並べたという構成の中から、雰囲気の僅かでも感じていただけたら幸甚です。
前日(8日)と打って変わってあいにくの空模様のため、神幸行列の出発は1時間早めて13時からになりましたが、沿道には大勢の人々がその開始を首を長くして待っていました。
そこに、「江樋戸江源会」の方々が集まり初めまして、「おっ!コリャ~何が始まるんだろーーー」とワクワクしてましたら「江樋戸江源会」の代表者さんが「集合写真」の撮影に声を掛けて下さいまして「わ、私がですかーーー😲」と驚いたものの稀有な機会をいただき感謝感激~📷
とは言うものの、これだけ多くの方々がいると、目を瞑っている方、横を向いている方、人の影になっている方・・・と諸々のサプライズの瞬間が記録されていて、40枚ほど撮った中から「江樋戸江源会」の代表者さんにお渡しできたものは、たったの5~6枚・・・😅
そして、車道の真ん中で撮るワケにも行かず、でも、近付くと標準レンズの画角に入りきらないため、広角レンズ(FUJIFILM XF10-24mm F4 R OIS)を用いたのですが、これは中心から遠くなるほど歪みが生じてしまうという特性がありまして、せっかくいただいた機会でしたのに技量不足で重ね重ね申し訳ありません😢
しかし、いつまでも凹んでいられませんので、傘鉾(かさほこ)に続いて子供神輿を引くかわいい子ども達で気を取り直して、撮影再開💨
「こっちゃ~寄こせぇ~」「ほぉ~こがん獲ったとばーーーぃ」と大盛り上がりな「餅投げ」の賑わいの直ぐ後ろの本殿では祝詞奏上などの儀式が粛々と進められているというカオス・・・
さて、「餅投げ」の残弾がゼロになったところで「上八幡宮例大祭」はお開きとなり、境内に溢れ返った方々は三々五々に帰路に付きましたが、大役を終えた「江樋戸江源会」の皆さんは江樋戸に帰る途次に「西念寺」と「遍照寺」に立ち寄り、「奴踊り」と「獅子舞い」を披露しました。
以上で「上八幡宮例大祭」のレポートはおしまいです。
「地域おこし協力隊」というアドバンテージを活かして練習の様子から見学させていただいたことで、伝統を守り、また、地域がひとつになって今に、そして、この先に継ぐことへ力を傾注する姿に触れることができたことは、私にとって大きな宝ものになりました。
3年振りとなる「上八幡宮例大祭」の開催を支えた氏子の皆さん、神幸行列で沿道に幸せを振りまいた「江樋戸江源会」の青年たちと上新田の少年少女たち、そして、彼ら彼女らを見守った地域の方々、練習の段階から見学させていただき、また、情報の発信についてご理解ご協力をいただきましたことに深く感謝申し上げます。
初日に行われた「上八幡宮例大祭~お下り~」については、以下のリンクからご覧ください。
また、「上八幡宮例大祭」に向けた練習の様子は、以下のリンクからご覧ください。
さて、私は、このように「写真」というものをカギにして地域の方々と繋がることを進めてまいりました。
が、「よくやってると思います。・・・でも、なんか違うんだよね。」と告げた市役所の或る部長は、「私が人も風土も知らない北海道に乗り込んだとしたら、自分だったらこんな風にする、あんな風にやってみる。」というアドバイスならまだしも「なんか違う。」としか言えず、また、課長面談では「ボランティアを推進する“教祖”になって欲しい。」と雲を掴むようなことや「今のやり方で間違っていない。」と先の面談で背中を押した手の平を返すようなことを言われ、そして、活動3年目に入ったんだからと具体的なカタチを求められ・・・そんなら「自分たちで進めたら?」とか「3年で花を咲かせられる人を募集しては?」と常々思うところではありますが、今まで「地域おこし協力隊」という言葉すら知らなかった方々の活動を写真に撮って記事にしてそれを届けに行って、と訪問を重ねることで「ヨソモノ」が地域に入り込んで行く工夫をして来たつもりでしたが、或る生活支援コーディネーターさんが何処かの地域おこし協力隊の活動を「まさに、地域おこし協力隊!」と称賛するような地域のために出来ている事が何一つない私の2年間を考えると、ただ“活動したつもり”であって「自己満足」に過ぎないというのが改めてよく分かりました。
そんな力不足を認識する中で、市役所が欲しいと言う写真を提供しても「撮影:地域おこし協力隊 渕上氏」と掲載時に一文が添えられることもなく、地域座談会へ見学に行けば「写真、送っておいてね。」と誰とも名乗らない市役所職員から言われ、また、「市職員」・「市社協職員」・「生活支援コーディネーター」と紹介された後、「地域おこし協力隊」の紹介はしないものの「写真が欲しい。」とか、「地域おこし協力隊」の広報に協力はしませんがコチラに協力はしてね、というスタイルの方々に辟易したりしてはいますが、まぁそう言っても、「3年務める」と決めて北海道から移住して来た私は中途で投げ出す予定は今のところありませんので、「皆さんが暮らす地域はこんな素敵に溢れていて、だからこそ、ここで生活し続けられるような仕組み作りを考えませんか?」というスタイルで、引き続き「上天草の魅力」と「支え」についてお伝えして行こうと考えますので、“教祖”になるようなカリスマ的魅力を具備しない私ではありますが、皆さんの地域にある課題の解決に取り組もうと考える際には、どうぞ仲間に入れて下さいませ。