2022.6.21(火)
今朝は、窓の下に見える駐輪場の屋根に穴が開くんじゃないかと思うほどの雨で目を覚ましましたが、雨粒がポツポツと窓を濡らす程度だった昨日は、“かよいの場”で体力測定があるとの情報により龍ヶ岳は小屋川内へと行ってまいりました💨
こちらの「小屋川内どんぐりサロン」へは2020年11月以来の訪問となるのですが、地域おこし協力隊として活動を始めたばかりの頃で「何をどう撮れば雰囲気が伝わるんだろう💦」と闇雲にシャッターを切っていたような気がいたします・・・あ、それは今でも変わっていませんけれど😅
そんな風に背中を汗でビッショリにしながら撮影し記事にしたものを今でも掲示板に貼って下さっているのを見つけ、「あの写真を撮った者です。」と自己紹介いたしましたら「あぁ~!」と反応をいただきましてホッとひと安心でした😌
「これから用事あるけん」とタイトなスケジュールを縫って来館された方のスタートで本日の体力測定の火蓋が切られ、じ後、「開眼片脚立位時間」、「5m通常歩行時間・最大歩行時間」、「TUG」、「握力」の測定へと皆さん進まれます⏱
さてその体力測定は、『運動器(※)機能評価における体力測定』というもので、かよいの場等における介護予防プログラム(「生き活き体操」や「いきいき百歳体操」、「ライフキネティック🄬」など)に参加した皆さんの『運動器機能向上の状態を評価』し、『より効果的な介護予防プログラムを提供』するのが目的というものです。
そしてこの体力測定には、「開眼片脚立位時間」、「5m通常歩行時間・最大歩行時間」、「TUG」、「握力」と5つの項目があるのですが、そらぞれの意義について少し紹介いたしましょう。
まず、目を開けたまま片足立ちの状態を保つ「開眼片脚立位時間」は、『バランス能力』の指標、次に「5m通常歩行時間・最大歩行時間」は、『移動や歩行能力』のバロメーターになるんですね。
そして、ナゼコレダケニホンゴジャナイノ?と毎回思う「TUG」は、“timed up&go test”の略で『転倒リスクや敏捷性』に繋がるテストで、「5m~」の項目に連動している意義のようですね。
で、最後の「握力」は・・・はぃ『握力』ですね💦
しかしこの「握力」については、『心筋梗塞や脳卒中の発症リスクを知るための簡単で安価な測定法で、その効果は血圧測定と同等以上である可能性がある。』(参考:一般社団法人 日本生活習慣病予防協会)という研究報告があり、さらに、「握力低下により、心血管疾患のリスクが17%、心筋梗塞リスクは7%、脳卒中リスクは9%、それぞれ増加した。」(同)という結果もあるそうですから、「グーパー✊✋体操」や「ペットボトルを使った手首返し🧴」などで鍛えましょう💪
※運動器:身体を構成し、支え、身体運動を可能にする器官のことで、骨格と関節と、それらに結合する腱および靭帯や神経などを含む。(参考:Wikipedia)
皆さんの協力で円滑に測定が終了しまして、締め括りに龍ヶ岳エリア担当SC(生活支援コーディネーター)のU野さんから注意喚起がありました。
そのひとつは「不用品買い取りの詐欺」で、紹介している脇から「俺ンとこにも電話があったな!」と即反応があるくらい頻発しているようです☎
また、「お茶の飲み過ぎは“低ナトリウム血症”の危険がありますよ!」と、熱中症予防にと意識的に水分を口にする機会が増えるこれからの季節、「動作や反応が鈍くなる」、「筋肉のひきつり」や「痙攣」などにならぬよう十分な注意をと訴えられていました📢
締め括りの締め括りは、高齢者ふれあい課のK原さんから「測定項目の意義」と「筋力維持・向上のコツ」についてのお話し。
バランスを保つのに大切なのは「足の趾」の力ですよ!と強調しているだけで、えぇ、決して「チュチュンがチュン、電線に~🎵」と電線マン音頭を踊っているワケではありませんよ。
さてこれで“お開き”かな~と思いきや、サブセンター龍ヶ岳のS脇さんと代表者さんによる「体操しましょうよ~」vs「今日はもう体操せん。」という押し問答から「じゃ、ひとつだけ体操しましょ」に「半分すっと!」と絶妙な返し技が繰り出されましたが、そうこうしているうちにDVDがセットされ皆さん揃って“ウエイト編(いきいき百歳体操)”がスタート(笑)
1年半以上前の写真と記事を、未だに保管していただいているという幸せ🍀
「小屋川内どんぐりサロン」の皆さん、調整なしの取材のお願いでしたが、快く受け入れていただきましてありがとうございました。
体力測定の写真と記事は、来週お届けに行きまーす💨