2022.6.1(水)
昨日(5月31日)は、大矢野は登立小学校近傍にて「地域学校協働推進事業」のひとつである「から芋の植え付け」が四郎丸老人会の皆さんの支援によって行われるという情報が南風に運ばれて届きましたのでスッ飛んで見学に行って来ました💨
以前、芋掘りの取材をさせていただいたのは・・・あら、一昨年になるんですね😅てっきり昨年のことかと思っておりましたが、児童たちが収穫しやすいよう老人会の皆さんが鋤や鍬で畝を解している姿、そして、児童たちが宝探しをするように“はしゃぐ”姿を楽しそうに見つめる優しい眼差しが印象的でした。
一昨年の写真を見返すと結構なボリューム感の“から芋”がゴロゴロとしていましたが、昨年は残念ながら出来が良くなかったそうで「今年は、太か芋ばつくらんとな!」と皆さん意気込んでいらっしゃいましたよ🔥
この日のために、土づくり、畝立て、マルチシート張りなど準備を整えた四郎丸の皆さんと畑を囲むのは、登立小学校の1年生と2年生。その2年生は、昨年も参加していますので「お芋の先生を知っているひとーーー!」と先生の問いに「はぁーーーい✋」と元気な声が返って来ます。いやぁ~めんこい(笑)
そして、順に自己紹介をしながら、見つけたお孫さんと手を振り合う光景は何とも素敵で、出来れば皆さんの後ろに回って絞り開放で逆光を多めに入れて柔らかい感じで撮りたかったなぁ・・・と反省しているうちに「お芋の先生」による植え付け教室が始まりました📝
ワイワイとしながら順調に植え付けは進み、おしまいに児童たちから元気いっぱいの感謝が伝えられ解散となりました。
四郎丸老人会の皆さん、事前の準備からたいへんお疲れさまでした。
この先も、大雨の時には土が流されまいか心配になり、日照りが続けば水やりに心を砕き、秋の収穫まで気の抜けないことばかりかと思いますが、私も児童たちの笑顔と「太か芋」の顔を見るのを楽しみにさせていただきます。
それにしても、こうして地域にある小学校の行事をそこに暮らす方々が支えるというのはとても素敵で魅力的な取り組みだと感じます。
これは、維和島の大桜で「ごみ拾い」を行う老人会の方々とそれを取材した児童たちとの関わり、また、中北小学校の児童が独居高齢者へ鉢花をプレゼントする活動などに共通していることですが、数十年前は当たり前だった世代間交流が“生きている現場”であることを痛感するものでもあります。
そして、校区と一括りに言っても学校の反対側から通う児童の顔は知らないでしょうし、児童らも学校の傍に“から芋”の畑があって、更にそれを世話してくれている方々がいることなど知る由もないでしょうから、今回のような取り組みが“スイッチ”になって、「あ、お芋のおじちゃんだ~」「あら~、あん時センセーに叱られとった子ねー」など関わりの波紋が広がれば、何より、「うちの学校には心強い味方がいる」という雰囲気の醸成が図られば何よりですね。
ワイワイとした植え付けの様子は、動画でご覧下さい🎬