2022.4.20(水)
本日は、先日の定例会において維和地区の“かよいの場”「下山かたろう会」で専門職による体操指導があるという情報をいただきましたので、キラキラと光る海を眺めつつ温めの風を切って見学に行ってまいりました。
結構早めに着いてしまい、さて玄関は開いてるかな~と公民館に近付きましたら、既に高齢者ふれあい課のK原さん、そして、専門職の方が代表者さんと段取りの真っ最中でした。
代表者さんへ毎度の事ながら飛び込み取材のお願いをしましたら、「おー、渕上さんな😊」と受け入れていただきまして、ホントにいつもありがとうございます!
現場進出に精励する高齢者ふれあい課K原さん。デスクワークでは多くの業務を抱えているはずですが、こうしたフィールドワークで「ナマ」の声に触れることは私が思うよりとっても大切なことなんでしょうね。
この日、体操指導にあたったのは「済生会みすみ病院」の作業療法士の方で、取材目的と広報について申し上げましたら即快諾いただきまして、ありがとうございました。
そう言えば、活動開始時間に合わせて漸次お集りの方々の中に男性の方がいたので「あらま~代表者さんの他に男んひとが増えたのね~🎉」と思いましたら、なんと“かよいの場”「大桜いこかい」の代表者さん😲!
以前は、千束の「いどばたやサロン」でお目にかかったことがありましたし、実に神出鬼没でございますな~👹
この春から生活支援コーディネーター(SC)として活動開始したS崎さんが、担当エリアの「上地区」・「登立地区」を飛び出して勉強に来られていました。
っちゅーか、先輩SCの山Kさんが大矢野から飛び出して情報収集してるのを見習って、松島や姫戸、龍ヶ岳へもどんどん出掛けて、そこで集めた情報やヒントを担当エリアに還元できたらイイですね。
作業療法士の方から、「腿の内側に手を添える」というのは、この膝関節を伸ばす動作において重要な働きをする“大腿四頭筋”のうち“内側広筋”が「しっかり収縮しているかを確認する」という意味だと教えていただきましたが、やはり「動作」と「意味」が関連付けされたうえで行うと「効いてる」と自覚できますので、「なんとなく」するってのは随分と勿体ないワケですね~😅
さて、ひと通り体操を終えたところで質疑応答へ。
ひとつめは、イスの後ろに立って片足を横に上げる体操をする際、上げる方より軸足の方の付け根(中殿筋の付近)がキツイ・・・という疑問がありましたが、これは先日の「たかたフラワーズサロン」で出たのと同じもので、作業療法士の方も「私も支えてる足の方がキツイです。」と仰っていて、この体操によってバランスを保つため支えている側の足も鍛えられていると言うことでありました☝️
次に、「スクワット」のコツについては、「イスに座るようなつもり」で行うのが理想のようで、お尻を少し突き出すようなスタイルになるそうです。
「つま先より膝を出さない」と聞いたことがあるけど・・・という疑問もありましたが、前述の「イスに座るようなつもり」で屈むと“お尻”は出ますが“膝”は出ませんのでそこはクリアですが、前屈みにはならないように気を付けなければいけませんね。
そんなこんなであっという間に1時間・・・さて解散かと思いきや、どうやら何かありそうですのでもう少し見学させていただくことに。
おっ?「オーラルフレイル(口腔機能低下)予防」の体操のようですよ👄
舌を口腔内でぐるりと回したり、頬を内側から突いたり、「パタカラ体操(※1)」をしたり、そして、歌を歌ったり・・・「はい、体操終わったけん解散ーーーっ」ってんじゃなく、こうしたイレギュラーな楽しみは活動を長続きさせる大切なエッセンスなんだと感じます。
「下山かたろう会」の皆さん、先ごろの「食生活改善キャラバン(※2)」の取材もそうでしたが、前触れなしに来てカメラを向けられることにも耐性が出来上がったようですのでお陰様で安心して撮ることができました。ご協力ありがとうございました。
※1:パタカラ体操とは、誤嚥を防ぐために行う口や舌の運動・ストレッチのことで、「パ」「タ」「カ」「ラ」の4文字を発音することで口・舌の筋肉を使い、食べたり飲み込んだりする機能を鍛えるもの。「パ」は口を閉じる力、「タ」は押しつぶす力、「カ」は誤嚥せずに飲み込む力、「ラ」は丸める力などそれぞれに効果があり、これらを繰り返すことで食べたり飲み込んだりする機能が維持回復するとされている。
※2:食生活改善キャラバンの際の記事は、以下のリンクをご覧ください。