上天草市地域おこし協力隊 ~北海道から移住してみた~

地域おこし協力隊活動と上天草の魅力を発信します

おたっしゃ会 ~あったらいいなの実現~

2021.7.12(月)

統計史上2番目に早か~!と九州南部の梅雨入りが報じられたのが5月中旬、「始まるのが早かばってん、終わりが遅かんごつなかろーね」と案じられ、また、豪雨により注意報や警報⚠️、「高齢者等避難情報👴👵」が数回発令され、我が家から見える「アロマ(松島総合センター)」に避難所が開設され“リアル”が動き出すなど、「上天草の夏“初心者”」の私にとって未曽有のことばかりが起こるなかでしたが、昨日(11日)「九州南部が梅雨明けしたとみられる」と鹿児島地方気象台から発表があったようでございます🌻👒🏄️
なーーーんか“拍子抜け”のような気がいたしますが、これは平年(7月15日ごろ)より4日早く、昨年(7月28日ごろ)より17日早いということで、「梅雨明けたら、そーりゃ暑かよ~🔥」と脅された教えていただいたとおり、心して「上天草の夏」に臨まねばなりませぬな・・・🏖

そんな月曜日、(キモチは)爽やかに向かいましたのは大矢野の老人福祉センター、大矢野町の協議体である「おたっしゃ会」を見学してまいりました🚙💨

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そろそろ始まりまーす

今回は、新会長の選任、そして、以前の「おたっしゃ会」でテーマになった『居場所づくり』がカタチになった地区の紹介、の2本立てです。

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新会長のご挨拶

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これまで「おたっしゃ会」では、「地域包括ケアシステム」(高齢者が住み慣れた地域で自分らしい生活を人生の最期まで持続できるよう介護や医療、生活支援などの高齢者を支援するシステム)や「自助・互助・公助」について学び、また、自分たちが暮らす地域の『資源=宝物』を案出し、その中で『あったらいいな』というものを絞り込んできました。 そして今回は、グループワークで揉んだ事項を実践に移した「梅の木バラエティサロン/維和地区」と「憩いの場/柳西地区」の代表者おふたりから、経緯や実状、課題などの貴重なお話しを聞かせていただくことができました。

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梅の木バラエティサロンについて

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この「梅の木バラエティサロン」の代表者さんは、何度か取材した“かよいの場”「梅の木元気広場」の代表者さんでもあり、以前ブログで書いたとおり、住民との交流を重ねながら「若い世代に関心を持ってもらうため」の工夫を重ねておられます。 中でも、“かよいの場”に足を運ぶ方は80歳代・90歳代の4名しかおらず、何故に人が集まらないのかと尋ねた不参加から「カラオケやグラウンドゴルフをしたい」という声があれば、「じゃ、それを梅の木でやろう!」というレスポンスの速さ・・・😅 そして、目指すのは「ひとが気軽に集まれる場所」ですので、特に「曜日とプログラム」の縛りを設けず、「雨が降ったら中でカラオケ🎤」「晴れた日ならグラウンドゴルフ⛳」といった具合に柔軟に実施しているそうです。
締め括りに「今は、“基礎作り”」と仰っていましたが、“基礎”をしっかりしておくことが、困難に出会った時に耐え得る力になり、臨機に対応できる力にもなることでしょうから、一朝一夕に仕上がるものではないと思いますけれど“梅の木”のこれからを引き続き楽しみにさせていただきます。

kami-amakusa.hatenablog.jp

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柳西の憩いの場の紹介

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柳西の「憩いの場」の代表者さんには、2月に中地区社協が行った『防災ガイド』作成や、3月に柳西地区で行われた市役所による『資源ごみ分別実地指導』などの取材でお世話になっており、まだ「憩いの場」には訪問出来ていない私にとって大切な“予習”の時間になりまして、またまたお世話になりました📝
柳西の「憩いの場」は、月に2回実施されている“あっぷあっぷサロン”以外の隔週の水曜日に「体を動かす🤸‍♀️」「声を出す🎤」ということをテーマに活動しており、体操以外にも不眠症対策として自律神経を刺激したり、テレビドラマ「水戸黄門」の主題歌「あゝ人生に涙あり」(歌:里見浩太朗)や「中南小学校歌」を歌ったり、と色んなメニューがあるそうです。 中でも、参加された方々から、ん十年前の地区のことを聞かせてもらったり、見守り情報を相互に交換したりなど、意義深い時間になっているそうです。
そして歌の練習を積み、今年度(令和3年度)に創立150周年を迎える中南小学校の記念式典で「柳浦尋常高等小学校(※)校歌」を披露するプランが進行中とのことで、とても楽しみですね。

※ 明治19年4月に「公立柳浦小学校」から改称、以後「大矢野尋常小学校柳浦分教場」「中南国民学校」、昭和29年4月に「大矢野町立中南小学校」への改称を経て、現在に至る。(参考:上天草市立中南小学校ホームページ(https://es.higo.ed.jp/nakaminami/gaiyou?frame_id=104))

お二人からの取り組み紹介のあと質疑応答の時間が設けられましたが、この「おたっしゃ会」で話し合った『あったらいいな』の実際を知ることができて、大いに感銘を受けた言葉が多く聞かれました。

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歯止めの効かない右肩上がりの高齢化率を踏まえ、「どうありたいか」「何ができるか」を探る中、「思い」を「カタチ」にするのは決して容易なことではないものと考えます。
同様の志を持ったひとを探すのは容易くないでしょうし、また、道路一本の向こうとコッチでは課題も事情も異なって、他の例をそのまんま自分の地区に持ち込むことはできないでしょうが、そこんトコは「まず何かやってみない?」とか「ヨソはヨソ、ウチはウチ」ってことで、地域の色に合った出来ることの“小さな何か”をひとつずつを積み重ねるのも大切かも知れません。
「これからも暮らしていきたい町」の具現化のお手伝いができるよう、私は「信頼」の積み重ねをこれからも行ってまいります。