上天草市地域おこし協力隊 ~北海道から移住してみた~

地域おこし協力隊活動と上天草の魅力を発信します

生き活きとハツラツと

2021.6.23(水)

青空にモクモクと雲が湧き太陽がジリジリと脳天を焦がす🔥・・・という天気ではありませんが道産子にとって南国を思わせるに十分な気温になりつつある本日、いよいよビールの美味しい時季になってキタ――(゚∀゚)――!!🍺って喜びを抑えつつ向かいましたのは、松島は阿村の“かよいの場”「いきいき金毘羅会」でございます💨

先日、コロナ禍で活動はどうしているのかな~と偵察に行った際、皆さんが体操をしているのが確認できたので、私には珍しく「取材申し込み」をさせていただいておりましたので、ススス~と円滑に事が運んでしまい、逆に戸惑ってしまう妙なキモチはナゼでしょう・・・😅

活動前に、代表者さん(阿村区長会会長さん)からは事前に調べられた私のプロフィールを皆さんに紹介していただきまして、なんと手厚い歓迎なんでしょうかととても嬉しくなった次第です🍀

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クイッと上がる⤴

自己紹介のあとは「いつもどおりに体操を」とお願いし、「ラミパス、ラミパス、ルルルルルー®」的な呪文で姿を消し右往左往と撮影の開始です📷

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take your mark

2017年に日本水泳連盟は競泳の国内大会でのスタート合図を従来の「用意」から英語の「take your mark」に統一し、同年の日本選手権から採用となったそうですが、どうですかこの皆さんのフォーム・・・もう目の前にプールが見える気がしますでしょ🏊

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足は上がるし、背筋はシャキッとしてるし、動きは軽快・・・そんな皆さんのハツラツとした動きを追っているうちに、あっという間に終了の時間になってしまいました。

・・・が、これで解散じゃないのが「いきいき金毘羅会」の皆さん😲

手際よくボードがパパッと組み立てられ、メジャーを伸ばしたかと思えば端を押さえる阿吽の呼吸で経始が行われ、“輪投げ”の練習が始まりました。

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テキパキ準備

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ホイッと!

代表者さんによれば“かよいの場”活動当初は40名ほどの集まりがあったそうですが、やはり加齢や体調の変化など諸々の事情で参加者が減っていくのは市内各所共通の悩みどころですね・・・でも、“輪投げ”という新たなレクリエーションを取り入れて楽しみの“引き出し”を増やす工夫は、こうして体操が終わっても練習に勤しむ皆さんの楽しそうな様子を伺うに、十分に功を奏している気がいたしました。

「いきいき金毘羅会」の皆さん、撮影と情報発信にご協力いただきありがとうございました。
カメラを持ったのがテレビの周りをウロチョロとしてとてもじゃないケド「いつもどおりに」なんて体操できなかったわ~と心の中で叫んだかも知れませんが、それを微塵も感じさせない皆さんの寛容な心に感謝申し上げます💕

さて、「いきいき金毘羅会」の名前にもなっている“こんぴら”について少々調べてみました。
“こんぴらさん”と言えば漠然と「海の安全の神様」と認識してはいましたが、上天草市内を訪問すると文字は違えどその類を祀っている社を見る機会が多く、また、四国八十八か所巡礼中に立ち寄った香川県琴平町の『金刀比羅宮』でも何故こんな内陸に建立されたのかと気になったことを、今回の訪問で思い出したりしました。

こんぴら【金毘羅/金比羅】 の解説:《(梵)kumbhīraの音写。鰐 (わに) の意》で、インドのガンジス川にすむ鰐を神格化した仏教の守護神。魚身で蛇形をし、尾に宝玉を蔵するという。十二神将の宮毘羅 (くびら) 大将、十六善神の禁毘嚕 (こんぴら) と同体。航海の安全を守る神とされ、香川県の琴平に祭られている。(出典:デジタル大辞泉(小学館))

なるほど、団体名に“金毘羅”を用いたのは、海に携わる生業に所縁のある方が多いと聞く阿村地区ならではの命名なのですね。
これからも、「いきいき金毘羅会」に集まる皆さんの安全を守ってもらえるよう祈念いたします⚓