上天草市地域おこし協力隊 ~北海道から移住してみた~

地域おこし協力隊活動と北海道から移住した暮らしを綴ります

二間戸の焔

2021.1.11(月)

新成人の皆さん、おめでとうございます💐 そして本日、何度目かの”成人の日”を迎えられた皆さまは「おとなになったことを自覚し、みずから生き抜こうとする青年を祝いはげます」というこの祝日の趣旨を鑑み、深い教示を授けられたことと思います👍

残念ながら、上天草市において開催予定(令和3年1月3日)であった「令和3年上天草市成人式」は、新型コロナウイルス感染拡大の未然防止のため中止となりましたが、『将来的な帰郷や起業等により本市の次世代を担う令和3年新成人者への投資と激励』を目的として”上天草市新成人特別給付金”が支給されるようですけど、この給付金の使い方で”新成人らしさ”が試されそうですね~👛

さて、そんな成人の日を昨日の事のように思い出しながら車を走らせましたのは、姫戸は二間戸の「よかとこ広場」で行われる”どんどや”です。 当初9日(土)に実施予定のところ降雪の影響で本日に延期となりましたが、甲斐あって穏やかな”どんどや日和”になって良かったですね。

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火入れ

地区社協会長さんのご挨拶の後、積み上げられた枯れ木に着火してゆきますと、見る見るうちに燃え上がります🔥

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轟音

そして、下から熱せられた竹の葉に一気に火が回り、「ゴォーーー」と大きな音を立てて冬空に火柱が上ります🔥🔥🔥

ここ二間戸の”どんどや”の組み上げ方はご覧のように長い竹数本で組むカタチ。 これまで当ブログで紹介してきました「永目」や「蔵々」、「樋合永浦」等とはまた違いますし、各地区で各地区の”どんどや”のカタチがあってとても興味深いですね。

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不動

走り回っていた少女の足を止めたのは何だったのでしょう・・・今は”どんどや”が分からなくても、この場に連れてきてもらった事やここで見たこの眺めは心の蓄えとなり、いつか懐かしみ、いつか何かを結ぶといいですね。

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お役目ご苦労さん

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ありがとさん

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そーれ

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倒して刻んでまた燃やす

それにしても、芯材の竹の立派なこと・・切り出したあと、ここまで運ぶのにはご苦労があったことでしょうね~(;´∀`)

『もし木を切り倒すのに6時間与えられたら、私は最初の4時間を斧を研ぐのに費やすだろう』(第16代米国大統領 エイブラハム・リンカーン)という言葉が示すとおり、何事もそうですが、「準備」が一番大変ですし、成功の「要」ですよね。 ・・・ええ、もちろん、「後片付け」も疎かにしてはいけませんよね。

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無病息災を願う

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燃える志

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餅待ち

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餅出し

昨日「樋合永浦」で行われた”どんどや”に伺った折、火に焼べたお餅をいただいてまいりましたが、「ご利益がある」と言われたことも手伝って、いつもより美味しくいただくことができましたし、こうして地域の人々の想いで継承される行事の”一部”をいただくという意味でも、よりありがたい気持ちが込み上げてきました。

 

さて、ここ通日間に幾つかの地区の”どんどや”を訪れることができ、また、地区のオリジナリティある”どんどやと出会えてとても意義深い時間を過ごさせていただきました。 準備にあたった皆さん、消防を担った皆さん、最後まで残り片付けした皆さん、お疲れさまでした。

コロナ禍を鑑みて規模を縮小したり、伝統行事ながら中止した地区もあると聞きますが、どんな事柄においても一度”中止”という英断を下すと”再興”するには莫大なエネルギーを要するものですけれど、この趨勢の中で生活する術が確立された暁には各地区の総力を結集して”イベント”や”お祭り”などが盛大に執り行われますようお祈りいたします。

「Alte Not gilt es zu zwingen,Und wir zwingen sie vereint」(東ドイツ国歌/和訳:過去の苦難を克服し意志のままに団結)