2020.10.6(火)
橋が好きです。
ということで、本日は”橋萌え”の皆さんお待ちかねの「施無畏橋」です。
┐('~`;)┌
天草市にあるこの「施無畏橋(せむいばし)」は、橋を渡った先にある「無畏庵(むいあん)」の参道としてかけられたもので、明治4年(1871)の完成後に一度崩れ落ち、明治15年(1882)に再建されたもののようです。
庵は、写真の左側にひっそりと佇んでおります。
”施無畏”とは、衆生の諸々の畏怖を取り除いて安心させること。布施の一種。無畏を施すの意。無畏施とも訳し、三施(財施、法施、無畏施)の一つ。観世音菩薩の異名。
(参考:新纂浄土宗大辞典)
すなわち”自分の力が到底及ばないものに対する恐れ戦(おのの)き”を取り除いてくれる有り難い仏さまに救いを求めて集った小屋が、この無畏庵。
そして、この庵の横を抜けて染岳を目指す途中、染岳観音が祀られているらしいので、”施無畏=観世音菩薩の異名”というのがなるほど繋がるのですね。
そうそう、先日記した「祇園橋」は石材の崩落により通行止めでしたが、この「施無畏橋」は渡ることができます。
天草市の楠浦にも眼鏡橋があるそうですが、この橋も現役だそうで、また萌えられると想像するだけで萌えてしまいますヾ(*´∀`)ノ
「ほっそ!!」と思わず呟いてしまったくらいのスリム系
ネットで調べると「ニホンカワトンボ」というのに近いかも知れません・・・川で撮ったことですし、それできっと正解( ´∀`)bグッ!
鉄でも木でも石であっても大きくても小さくても、川や海を跨いで土地と土地をつなぐ橋の存在は、ひとの命をもつなぐ役目を担っているのが、ここ上天草の島々に架かるたくさんの橋を見て強く認識します。
天草市の下島から上島へは「天草瀬戸大橋」、そして、上天草市から宇城市へは「天草五橋」があるから九州本土に渡れるわけで、これがないと泳いで渡るしかないのですから、カナヅチの私はビート板の売っているホームセンター探しから始めなければいけないワケですΣ(゚Д゚;)
ふと気付くと、上天草市界隈の情報発信ができていないという自責の念と、すっかり脱線してしまい修復の道筋が見えないため、そろそろ橋萌えタイムのお開きといたします(笑)